公園の南東入り口にある彫刻作品の名前は「太陽の船」(大西清澄氏作)
この作品は1978年(昭和53年)10月に須磨離宮公園で実施された「神戸市須磨離宮公園第6回現代彫刻展」に出品されたものです。神戸須磨離宮公園賞を受賞した記念すべき作品です。
当時、神戸市発行のグラフ雑誌には見開き2ページにわたって次のようにこの作品を紹介しています。
「子供たちが作品の周囲をぐるぐるまわると、鏡面がカーブしているので自分の姿がいろいろひずんで見える。
彫刻というのは人さまざまの見方があってもちろんいいわけだが、楽しさという要素はやはり無視できない。」
「太陽の船」はその後、須磨ニュータウンの開設にあわせて現在の落合中央公園の入口に移設、設置されました。
参考文献
・神戸市須磨離宮公園第6回現代彫刻展(神戸市教育委員会文化課)
・市民のグラフこうべ73号(1978年10月号)
・ 〃 78号(1979年 3月号)